塩鮭のライティング遡上

文章力向上のためにひたすら書くブログです。

56:捉え方がかわると難なくアウトプットが変わる

コロナ禍もほぼ2年、一番良かったのは自炊習慣がついたことです。
外食で味が濃いと感じることが増え、自然と自炊したいと思うようになったのはとてもよい循環です。
 
健康や節約のために無理矢理自炊せねばと頑張るのと、家で作るほうがおいしいと思ってやるのとでは継続力に雲泥の差がありますね。
 
自炊大好きとまではいきませんがメリットのほうが多いと実感する今日この頃。
なぜいままでかたくなに拒んできたのか。
 
思うに、料理は手をかけるべき+女は料理できるべきという無意識の規範がありました。
スーパーめんどくさがりの性格に加えてフェミった親に育てられているので、めんどう+女かくあるべしのおしつけ徹底抗戦で料理したくないになっていたのではないかと思います。
 
無意識の規範はおそらく日本特有の固定観念でしょう。
アメリカでもニュージーランドでもホームステイ先のママたちはそんな手の込んだ家庭料理などしていませんでしたし、ランチは果物とパンとか料理ですらないのはあたりまえでした。
価値観の植え付けがこわいなと思うのは、自分が一般認識にあてはまらないことを無意識に悪と思っていたところです。常識は二重にしこんだマインドコントロール
 
それに気づいたら、自分の性格を良しあしでなく単なる特徴としてとらえなおせばいいわけです。
めんどくさがりは合理的で効率的と言い換えられます。目的が明確で道筋がシンプルであるほど安心して行動し利益を得るのも早いのはメリットでしょう。
 
わたしにとって料理の優先順位は
工数が少ない
・洗い物が少ない
・必要な栄養素が摂取できてそこそこおいしいことでした。
 
見た目やおいしさよりも工数が優先されるので、肉魚は手間あり判定で最小限に。昆布・納豆・きのこ類・香味野菜の登場頻度が高いプチベジ仕様になり、主食は腹持ちがいい玄米になりました。
毎日の料理は、工数の少ない蒸し料理とレンチンスープでほぼ事足りています。
調味料の大半が塩・酒・油で済むので、結果として味覚が薄味好みに変わったのだと思います。
 
自分の性質をニュートラルにとらえられると苦労なく変われるんですね。(しみじみ)
 
これで去年の健診で指摘された高コレステロールが改善していることを祈るばかりです。
 
ちなみに合理的料理生活の相棒は、おそろしくメリット訴求がうまいこの本。
「モデルがこっそり作っている魔法の楽やせレンチンスープ」
材料を切るだけで、洗い物はまな板とボウルのみ。しかもうまい。
同じようにめんどくさがりにはとてもおすすめです。
タイトルが欲望丸出しなのは目をつむりましょう。